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DATE
2014/04/26

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被保佐人の転所手続き

老人保健施設に入居している被保佐人が、介護認定更新時期を迎えた。

それまで、要介護1だった。それまでというのは、昨年5月に施設において転倒骨折するまでは。

介護度の認定変更申請を経て要介護2になった。

その期間が、つまり今度は更新時期が来る。しかし、介護度の上昇はないと思う元気なまでに快復した。

問題は、27年度の介護保険改正によって特別養護老人ホームへの新たな入居は原則「要介護3」以上と示されている。

ご本人は、現在老人保健施設に入居されているので、当然、ある期間を経て退所が前提だ。

看取りまで入居できる「特別養護老人ホーム」とは大きく前提が異なるのだ。

その為に、私が関わった一昨年秋から一定の時期が経過した時点で、新たな入所先を探すように施設から指導を受けた。

その時期に、転倒骨折したのだ。

その為に、退所時期が延長されたが治った昨年末には退所した。

施設にも中継機関としての老人保健施設という使命があり、その機能を十分熟知している私がゴリ押しする訳にも行かずに知人を頼って一時的に有料老人ホームへ転出した。

しかし、最低の年金生活でしか収入がない被保佐人は長期的に有料老人ホームに居られるわけには行かずに、その窮状を訴えて再度老人保健施設に入居申込をして、調査、審査を経て入居した。

そのご本人の認定調査があるので、新たな介護度が出る前と介護保険制度改正前に特別養護老人ホームへの入居申込をして来た。

現在の介護度からして入居は厳しいが、これから複数の施設への入居申込をすることになる。