この日も、後見報酬付与の審判が下りたとの書面と報告が有った。

示されている報酬基準額通りの審判だった。

現時点で、４０人の被後見人を後見している。

その報酬はマチマチデあるのだが、基準額前後と言うところだ。

中には、多くの財産を保有している方が居て、その額に応じる決定もある。

財産が多い方は比較的静かな後見業務で済み、生活困難者に限って多くのトラブルが付いて来ている。

その処理の時間が多く、特に遠方の場合は人手が取られるので出来るだけ回避したいとの担当部署の思いがある。

それも、一定の被後見人までは無条件で対応しようと思っている。

代表理事で責任のある立場にいる限り、そう思っている。