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成年後見人を始めてから丸5年を経過して、その間の世間の様相が変って来た。
専門家と言われる士業の方たちの引き起こすトラブルが、バカバカしいことだが制度もそれに合わせて変えて来た。
つまり、士業の使い込み防止の制度が生まれて来たのだ。
実際に、どうして士業、特に弁護士や司法書士が成年後見のプロなのかよく分からない。
それに対して、多くの権限と財産を預けてしまい、その監督も裁判所と言う司法仲間だ。
財産管理や各種手続きがどうして弁護士や司法書士が専門になるのだ。
成年被後見人に一番関わりのある介護や医療にどれだけ詳しく認知症の方の代理人として意見を述べてサインが出来るか分からない。
そんな思いをずっと抱いていた5年間だった。
その思いを抱きつつ、誠実に職務を推進して信頼を得てから必要な意見を言おうと考えて、ここまで来た。