ニュース・お知らせ

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DATE
2018/04/06

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家族信託ゴー

家族信託依頼者と最終面談した。

業務委託契約書を頂き、ご本人分をお渡しする主目的と遺言書作成、任意後見の利用を理解して頂くことを使命として訪問した。

心配していたご本人お二人の健康はすこぶる良く、理解していたのは状態が悪いという奥様だけで、主体となる旦那様は厳しい状態だった。

そこに遠い親族である受託者が輪を掛けて口を挟むものだから、進展しなかった。

説明書類を引っ込めて、家族信託だけの実施を再度確認した。

何度も、不利益を受ける状態になることが懸念されると説明したも拒否していた。

何しろ、不動産や株式などこれから生まれる年金などの現金預金が信託財産に入っていないのだ。

既に、奥様は自分がおっしゃるように認知症状が始まっている傾向があり、旦那さんもその兆候が顕著になるような理解力を示していた。

ご本人の内の旦那さんは、自分が奥様より後から亡くなり認知症にならないという前提で物事を考えている。

そのリスクの説明を幾つかして、やっと懸案だった二つの事案に同意して頂き、準備をすることとなった。