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後見申立前夜
認知症らしいと、相談を受けてモニタリングを続けて、離れている親族からの申立人としての了解も頂いた。
しかし、ご本人は短期記憶があいまいであるのに対して、認知症状に見られる長期記憶は鮮明にある。
私がいつも思っている、ご本人を理解するために、その残存している本性や性格を形成した人生を知りたいと。
その機会が、モニタリング開始をしてから2か月目で得ることが出来た。
少し長い話を伺ったが、なるほど、そこにそれを形成する経験があったと知った。
収穫だった。