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DATE
2019/10/22

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成年後見制度を利用し失職した元吹田市職員が和解

ABCテレビ

成年後見制度を利用したことで、雇い止めにあったとして、訴えを起こしていた吹田市の元臨時職員の男性が、市と和解しました。

吹田市の元臨時職員で知的障害がある塩田和人さん(54)は、成年後見制度を利用したところ、市から雇い止めを言い渡されました。「成年後見制度を利用すると公務員の資格を失う」と定めた地方公務員法の「欠格条項」によるもので、塩田さんは「障害者差別だ」として、復職などを求めていました。「欠格条項」は今年6月に削除する法改正が成立しました。16日、大阪高裁で、吹田市が障害者の就労環境の整備を目指すことなどを条件に和解が成立しましたが、復職について言及はありませんでした。