ニュース・お知らせ
被後見人が入所施設から出て、行方不明になったとの連絡を後見センター職員から受けた。
すぐさま、捜索経過を聞き事故を想定して早いうちに警察への捜索願を提出するように施設責任者に要請したと、合わせて報告があった。
伏線が有ったので、驚きはしなかったが万が一のことを思って推移を見守った。
ゴミ屋敷という表現が相応しい自宅に居住していたが、本人は至って元気で孤立した生活を謳歌していた。
周辺のサポートする者たちが、右往左往して何とか環境を整えようと話し合っていた。
ついに、施設への入居を決めた。
私は既に担当後見人を離れているので、転居決定と家庭裁判所の許可を受けたとの報告を得た。
その際、何度もご本人の意思を第一にという気持ちを語った。
「砂の器」を思い出したのだ。
馴染まない集団生活に不安を感じていた。
夕方遅く、発見したとの報告が入った。