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「本人情報シート」とは、後見等開始申立てにあたって、本人の判断能力等に関して医師が診断を行う際の補助資料として活用するとともに、家庭裁判所における審理のために提出する福祉関係者作成の書類。
東京家庭裁判所本庁において、令和元年11 月に終局した後見、保佐及び補助の各開始事件については、総数265 件中142 件(53.6%)で本人情報シートが提出された。
半数以上で提出があるというのは、それなりに浸透してきている。
私共も、このような制度が出来て、申請時に間に入っている方への負担が増すと思うが、家庭裁判所での面接のときに事前に知識としての情報は有効だ。慣れれば、当然のこととして意識しなくなる。