ニュース・お知らせ
2020年(令和02年)04月13日 抜粋
このような状況の中で,私たち司法書士は「身近なくらしの中の法律家」として何をなすべきかが問われております。
8月に施行が予定されている改正司法書士法において,私たち司法書士の使命は,「国民の権利を擁護し,もって自由かつ公正な社会の形成に寄与する」ということが確認されました。その真価を発揮できるかどうかが,いま,私たち司法書士に問われております。
日本司法書士会連合会は,4月1日より,新型コロナウィルス感染症により生活に困っている方々への支援として,フリーダイヤルでの電話相談,ウェブによる面談相談をいち早く開始いたしました。この相談に寄せられた内容を踏まえ,新型コロナウィルス感染症に起因する問題に関する相談マニュアル,Q&A等を作成し,司法書士会に配信する予定です。ぜひ,会員の皆様におかれましても,感染防止に取り組みつつ,相談活動へのご協力もいただきたいと思います。
各司法書士会や青年司法書士協議会等の関連団体においても,独自の取り組みをご検討されていると聞いております。よいアイデアがありましたら,積極的に共有したいと考えておりますので,お寄せください。
連合会は,関連機関・団体,各司法書士会,他の専門士業等の皆様と連携し,新型コロナウィルス感染症に苦しむ市民の皆様が,いち早く日常生活を取り戻せるよう全力で取り組みます。また,会員の皆様の取り組みを支援してまいります。ぜひ,司法書士界が一丸となって,この難局を乗り切りましょう。会員の皆様のご賛同,ご協力をお願いします。
そのためにも,まずは皆様のご健康と安全に心がけるようお願いいたします。