ニュース・お知らせ

  • ホーム >
  • ニュース・お知らせ >
  • 日本成年後見法学会の国際シンポジウム『高齢社会における後見・信託・金融の融合-シンガポールと日本との対話-』

ニュース・お知らせ

DATE
2020/02/13

<< 一覧へ戻る

日本成年後見法学会の国際シンポジウム『高齢社会における後見・信託・金融の融合-シンガポールと日本との対話-』

私が読者として毎日追っている司法書士の方の言葉の要点を転載します。

 

シンガポールは、日本と同様に高齢化が急速に進んでいます。

シンガポールの後見制度の利用は、日本の任意後見制度にあたる永続的代理権制度(LPA)の利用が95.5%とそのほとんどを占めます。

それに対して、日本の任意後見制度の利用は低調であり、契約件数に比して発効件数が少ないという状況にあります。

「自らプランを立てることに慣れていない高齢者に伴走し、支援することを中核機関や地域連携ネットワークに期待する」という趣旨が、今後の日本における任意後見制度の利用促進のカギを握ると思います。

外国の制度を知ることによって、日本の制度の改善すべき点がより一層明確になり、これが国際シンポジウムの面白さです。