ニュース・お知らせ

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DATE
2020/01/12

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成年後見制度の将来を見据えた動き

リーガルサポートの今年度の向かうべき一方向として、「成年後見制度の未来」と題し「任意後見制度の利用促進」と「民事信託」を視野に入れているようだ。

『任意後見制度は、本人の自己決定を具現化することができる制度として法定後見制度とともに創設されました。制度発足時は法定後見制度と任意後見制度の関係は原則任意後見制度が優先するとされ、この意味で成年後見制度の中心は、民法の法定後見制度から、任意後見契約法に基づく任意後見制度に移ったと理念的・法制的に考えることになると言われていましたがその利用は低調なものになっています。

そこで、任意後見制度の現状と課題を確認するとともに、諸外国の制度との比較、民事信託等他の制度の検討をあわせて行い、「利用しやすい任意後見制度」「信頼ある任意後見制度」等とするための提言、さらに「自らの意思で選ぶ財産管理・身上保護」のため、任意後見制度と民事信託がそれぞれに果たす役割についても提言を示すことを目途としています。』

リーガルサポート発信より転載