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後見センターから相談が有った。
被後見人の転居の件だ。
完全なゴミ屋敷化していて、衛生上も問題が懸念されていた。
部屋の片付けを介護支援専門員とケースワーカーから依頼されて、ご本人の了解を貰い見積もりを取り片付けの日程を決めて当日立ち会った。
全部一挙に整理するには時間が掛かるのと、ご本人の不承不承が気になって一部だけ撤去することとした。
ところが、当日、一歩も入れさせない。
何時間も介護支援専門員、介護サービス担当者、ケースワーカーなどが入れ代わり立ち代わり説得を試みたが、一歩も入れずに終わった。
それから1年、ふたたびその問題が立ち上がった。
課題は多い。
転居するにはそれなりの理由が求められる。
ご本人の意思の尊重も重要な、責務だ。
被後見人を齟齬に追い込む案には賛成しない。
充分な時間を掛けて、説明責任を果たしたい。