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DATE
2018/12/19

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弁護士への案件相談

朝、引継事案の報告を受けて、弁護士事務所に向かった。

最近大手総合病院から、複数の方の死後事務相談を受けたが、医療機関の認識不足で困惑したり悔んだり。

何と言っても、死後事務は最後の安らかになる砦。

死を迎える時に依頼した希望がかなえられると安心して逝きたい。

それが、依頼されてから死期まで時間がない。

医療機関の判断では、依頼したらすぐに手続きができると思っている。

戸籍を取り寄せるだけでも時間を要する。

遠方であればあるほど、兄弟縁者が多ければ多いほど、長時間を要するのだ。

事前に、遺言書作成がなされていればその後の整合性の課題や、それを実行するまでの費用や印鑑やカードや鍵などをどうやって受け渡すのか、など詳細の聴取が必要となる。

聞き取りが出来て、署名が出来て、という体力や意識があるのかどうかなど必要な課題が多い。

その時間が必要なので、インフォームドコンセントは大事な医療行為だと思う。