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任意後見を申請することはケア会議で決まって、ご本人も受け入れていた。
しかし、任意後見などと言う制度など80歳の高齢者には理解しにくい。
みんなに言われて受け入れただけのことと、経験上知っていたので、実際の契約に至るまでの時間を十二分に取った。
2回目の訪問で、契約書に記載する条件の詰めを行った。
地域包括支援センターの担当者の一番の懸念であった、支払い関係が上手く行っていないのでその委任契約が重点だった。
ところが、その場では受け入れていたご本人が、一転して財産の管理は自分でする、認知症でもなんでもないと言う。
勿論、直ぐに受け入れて委任契約を外した。
問題は、入院などの緊急事態になった時にはどうするのか。
だったが、元気で頑張ると言う言葉を盛んに言い出して、拒否する。
任意後見が発動されてからの報酬を決めても、ケアマネジャーや地域包括支援センターの担当者には契約したらすぐに元気でも契約報酬を支払うので、出来ないと言う。
そんなことはないと言っても、ご本人は被害者を全面的に出して生活できないと言う。
そんなことを言われては心外なので、再度、説明して納得して貰うのにもう1日訪問する。




![[画像]市民後見センターおおさかキャラクター](/images/common/character.gif)