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DATE
2018/04/29

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家族信託と遺言書、任意後見

家族信託制度を利用する家族に今日も面談した。

既に、内金は頂いているので家族信託自体には何の問題も無いのだが、課題はそれに遺言書を付けるか、任意信託を併用するか。

すべて活用して頂ければ完全なのだが、それを私の口から誘導する訳にはいかない。

制度の概要を説明して、選択はご本人だ。

対象となる委任者は二人なのだが、夫婦で当然夫が決定権を持っていて、妻は口も挟めない。

その夫の考えが二転三転して、進展がない。

時間の消費が勿体ないので、早く切り上げたい。

それは、結論を見たいと言うことだ。

電話では任意後見手続は行わないとのことだったのだが、事前に送付してある原案で内容について話がなされる。

「不要と言ったですよね。」

と、確認しても返事をせずに内容を吟味して、文章を訂正したり付け加えたり。

活用しないと言いながら、私の言葉を無視して進めるが、もう何度も制度の説明をしているだが、また、最初から節笑みする。

そうして2時間。

また、訂正や修正があり、高い地位にあった方は、どうしても自分の能力を示したがって、結論を出さない。

この日も同じで、金銭を支払う強みをいかんなく発揮した。