ニュース・お知らせ
朝、後見センター担当者から大阪市の区地域包括支援センターから新規の後見相談があったとの報告。
電話での内容確認なので、詳細が確定できないが困難事例に属するようだとのこと。
認知症などの症状で成年後見を申し立てる制度だが、何か混同したり思い違いをしている様相に成って来た。
「成年後見」という名称と制度だけが認識されて中身の吟味がなされていない。
つまり、自分勝手や厄介な人物の対応が大変なので、厄介払いのような感覚でいるのではないだろうか。
これが、私どもがその矢面に立って厳しい局面になることが懸念される。
初めて先日、鑑定を行うことになった方が居た。
認知症ではなく精神的な問題で社会生活の枠に収まらない、という範囲の恐れが裁判所の面接官の中にあったのだと思う。
要請や医師の診断書を鵜呑みにするのではなく、自分たちの見極める能力も必要になって来ている。
遠方の成年後見申立人から、戸籍謄本などの書類が届いた。
これから打ち合わせに入るが、どこまで自分たちが関わるのかなど申立人の意識を確認しないといけない。




![[画像]市民後見センターおおさかキャラクター](/images/common/character.gif)