ニュース・お知らせ

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DATE
2017/09/22

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被後見人の傾眠傾向

心配なことが断続的にケアマネジャーから報告されてくる。

被後見人が急に傾眠傾向がみられるようになったとのことだ。

今すぐに危険な状態ではないが、何らかの処置を取っておかないと命の危険にさらされたときに適切な治療が行えないというのだ。

その処置には入院が必要で、本人は拒否している。

訪問介護、訪問看護、そして主治医、ケアマネジャーなどの必要性の説明に拒否をはっきりと示している。

手術ミスだと思われる結果、寝たきりになってしまったトラウマがあるのだろう。

途方に暮れている医療・介護関係者から後見人としての意見を求められる。

老衰に近いターミナルに移行される可能性も示唆される。

延命などと言う言葉をご本人には告げないが、その決断は誰がするのかとの言葉もあった。

淡々と処理する訳にはいかないので、その時にやはり相談者が居てほしいと思う時がある。

私は、考える余地も無く結論を告げた。

その方向で動くことになった。