ニュース・お知らせ

ニュース・お知らせ

DATE
2017/07/29

<< 一覧へ戻る

成年後見人の業務範囲と限界点

成年後見人を受任している被後見人が住んでいる住宅の管理人から電話があった。

横柄な口ぶりで、言いたいことがよく分からない。

「管理人だけど。」

というフレーズから始まったが、何のどこの管理人か分からないし、被後見人の住宅の管理人だと知るまでに必要な問いに応えないので時間が掛かった。

被後見人が耳が遠い、と言うのでそれで何が問題が起きたのかと聞いても答えず、何か分からないが誰かが来たとかで途中で切ってしまった。

担当者に連絡するように指示したが、このような事例の内容は日常生活でほかの住民に迷惑を掛けているので何とかしろと言うことだろう。

問題は、成年後見人がどのようにどこまで対応すべきかということだ。

精神に障害を来している方への24時間対応は現実的ではない。

公的支援も限られている。

後見人の代理項目には、そのような対応は無い。

適切な支援をどのように行ったらいいのかが分からない課題だ。