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介護サービスを十二分に入れないと生活していけない被後見人を担当して既に4年目に入る。
年相応のトラブルはあるにしても、金銭的な余裕があるので問題なく過ごしている。
しかし、そのサービス提供への疑問がいつも後見監督人の弁護士からなされる。介護保険に限度額があり、そのサービスがその点数を上回ればすべて自費になってしまう。
例えば、要介護5で介護保険が35万円利用可能とすると、訪問看護や訪問リハビリなど医療関係で半分、訪問入浴やレンタルで残り僅か。
次に来るのが訪問介護で、その対応は頭が下がるレベルのサービス提供。時間も厭わず、早朝から夜にまで及ぶ。
結果的に十数万円の負担増になる。
しかし、ご本人が長年蓄積した預貯金が多額にあり何の負担もない。
本人が望む生活をしているのだが、体調はすぐれず贅沢は出来ない、外出もままならない。
せめてサービスを丁寧に入れて貰っているのだが、それが納得できない結果となっているのだろうか。
もし、相続の手続きが必要となっても直系の親族は誰もいない。
顔も見たことも無い遠い親族に回るだけなのだから、その思いは残念だ。




![[画像]市民後見センターおおさかキャラクター](/images/common/character.gif)