ニュース・お知らせ

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DATE
2016/12/24

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自意識喪失の寂しさ

朝一番で、申立人だった方が亡くなったと大学付属病院から報告があった。

保護受給者なので、市民課が対応する。

申立てに対して、後見審判が下りている。

しかし、登記がまだなのだ。

配偶者の成年後見人が私どもであり、緊急事態でもあるので夫の逝去を報告し葬儀への出席など手配をする積りで施設に向かった。

施設の入り口に大きく名前が張り出してあったが、一字間違っている。

しかし、指摘はしなかった。

ご本人にその事情を話す前に、結婚生活や配偶者との記憶を何度か問い掛けた。

全く記憶にない。失っているのだ。

残念だが、これ以上の進展は望めなかった。

一抹の寂しさが込み上げて来た。