ニュース・お知らせ

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DATE
2016/11/29

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緊急対応、家庭裁判所、総合病院の人道的対応に感謝

後見人冥利とは、このようなことだろうという1日をセンターとして送った事例を思い返している。
朝一番で、緊急事態に対応して頂きすぐに診断書を作成してくれた関西医科大付属病院から受け取り大阪家庭裁判所に届けた。
本来、この日が大阪家庭裁判所にて面談だったが不可能となり、善処をお願いする為に未開封の診断書を届けた。

内容により、それに応じた対処を早急に取って頂くとの幾つかのメニューを示唆されていた。
全ては診断内容に掛かっていたが、簡単に打ち合わせを書記官とさせて頂き直ぐに戻り申立人の入院先の救急救命室に入った。
テキパキとした若い看護師さんが多勢無駄なく動いて、言葉もかけ辛い。大阪家庭裁判所との打ち合わせ対応の了解を頂き、ご本人の病床の許に。…
蒼白な顔に近付き、耳元でこれから行う手順を説明して、実行に移した。
看護師さんの配慮で広い部屋に移動しながら、滞りなく終えた。

午後、書記官とお話をさせて頂き、特段の配意を頂いたことが分かった。
この度の対応は、多くの関わりのある方の連携にて最悪の状態が生まれる前に終えることが出来た。

これからも、僅かな問題を起こしている成年後見に関わる人との関わりではなく、このような人間性を持った多くの人たちとの連携を通じてスムーズな社会貢献をしたいと思っている。

自分の能力を知り、出来ないことを出来るような言葉を出さないように、信用を得て動くことによってより多くの人との連携が生まれスキルも得ることが出来る。それが、スムーズに事が運ぶ身に付いた経験値だ。