ニュース・お知らせ
数か月前にお亡くなりになったご本人の遺族は病を抱えていて、大阪家庭裁判所に終了報告して報酬審判を頂いたが、その話が出来ず諦めていた。
暫くして、遺言執行者の弁護士さんから連絡がありすべての遺言執行者としての手続きを終えたと。
その時点をとらえて、当法人が受けている報酬審判と後見申立てに掛かった戸籍謄本を取り寄せる経費などの清算が、その当時のご本人の状態、唯一の遺族の状態から請求をしても履行されなかった事情を説明。
当然の支払いを受けるべき案件との判断を頂き、指示に従って保管されている資料を渡した。
何度か遣り取りをして、結果的に唯一の遺族より連絡を頂き、振り込みの手続きを取ることを表明頂いた。
これから、幾つかの案件の中で、親族や配偶者が唯一の関わりのある方も精神的、身体的な病で必要な内容の理解や履行できない手続きがあると思う。
これらも、どうしたらよいのか検討しないと、と思っている。
先日からの申立て中の申立人の急変やこのようなケースで、今回は大阪家庭裁判所の特段の配慮や遺言執行人の弁護士さんのサポートでクリアできるが、いつもそうとは限らない。
しかし、大切なスキルがまた身についたと思う。




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