ニュース・お知らせ

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DATE
2016/08/15

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緊急

日曜日にアクシデントが起こることが多くなった。

担当者が休暇でも、事故は起きる。

被後見人が施設内で転倒骨折との第一報が入ったのは、朝8時35分だ。

つい先日施設への入所が終わったばかりだった。

独居で認知症有病者あるので、家主が退去を求めている事案だった。

地域包括支援センターなど周辺のサポート事業者間でのケア会議で入所の方向で決まっていたところに、手続き上成年後見制度を活用することとなった。

ご本人の心身に影響がなければ、お試しを加えて問題なく生活できると判断して、幾つかの施設を検討しケア会議で推薦する施設に決まった。

入所してひと月も経過しないうちの事故で、続報で大たい骨骨折の疑いがあり緊急手術の可能性が考えられるとのことだった。

担当者からはなおも、

「手術の同意を求められたら、同意しないといけないですか。」

と、聞いて来た。

私の方は、それより

「施設との契約書はどこにありますか?」

と、事故対応と管理項目内容を知りたかったので、聞いても肝心な返答が無い。

何度かの遣り取りで、その契約書を目にすることが出来た。

色々と確認しなければならない事項があり、治療の報告を待った。

その間、後見人は同意書にサインする義務はないことを伝えると、何故か、施設長がサインするかどうか検討するとの意味の分からない返答が来た。

入居に際しても、事前の話では施設の人間が保証人になるとか、成年後見人が居るのに金銭管理契約書を提示されていて、その内容に通帳や印鑑を施設に預けるなど、馬鹿げたことが明記されている。

一体施設側の理解はどうなっているのか。

単なる、事務手続き上の成年後見人だと思っているのだろうか。

これまでの、成年後見人がそうだったのだろうか。

事故が発生した経緯の報告を施設側に求めるように指示した。

入所の判断がどうだったのかも併せて当特定非営利活動法人ゆうかりの総括も必要となってくる。