ニュース・お知らせ
被保佐人の財産を発見したのは、通帳に記入されていた製薬会社からの配当という記録が最初だった。
そして、しばらく突然入居した自宅の整理をしている時に、配当通知が見つかった。
その製薬会社は大手で相当の価値がある証券を所持して居た。
その形態は、担保として差し入れられていたのだ。
早速、取引先との交渉が始まった。
余りに時間が掛かり過ぎて、なおも結果が出ない。
東京本社との遣り取りなのだが、返還にも応じない。
移管するためには、口座を作ってくれという。
その口座を作るにも、大小の証券会社に連絡して相談しても、成年後見人が付いている方の口座を開設するすべを知らない。
担保差し入れ先でも、余りに長期間経過するので不安になって来たのか、ネット証券などの提案を出すが受け入れない。
ついに、私の取引証券会社である三菱東京モルガンスタンレー証券に相談して進むことになった。
しかし、その受け入れの返事をしても手続きが分からないのか、全く書類が届かない。
証券業協会に連絡しようと思いながらも、留まっていた。
あれから、既に1年以上、そして、やっと決まって書類が届くまで1か月以上かかってしまったが、やっと、手元に届いた。
これから、被保佐人の健康維持との競争だ。




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