ニュース・お知らせ
大阪市内の公証人役場に、依頼者、弁護士、私が集合した。
事前に、依頼者は何度もあべのハルカスにある弁護士事務所を訪問し、遺言書、死後事務委任や任意後見などの契約書に目を通して推敲し、私もダイレクトにその文言に触れていた。
なので、公証人役場に集合して契約書を取り交わすのには時間を要しなかった。
思ったより大きな事務所で、沢山のデスクが並んでいて、待合室にも何人かの方が待っていた。
別室に通されて、公証人の案内で交渉手続きが開始された。
一通り終わって、先ほどの契約とは異なり、今度は証人としての個人の署名押印をした。
依頼者は相変わらず元気だが、これから厳しい現実と向き合って、元の生活に戻って契約書が履行されないことを願う言葉が発せられた。
私より5歳若く、私の先に逝くことが一番の心配事だった。
そのために、遺言執行者としての私にもしものことがあった場合のことが明記されている。
改めて、責任感を認識している。




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