ニュース・お知らせ

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DATE
2016/04/18

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死後事務

日曜日の日、午前中は「予防介護・日常生活総合支援」申請書を一気に作成した。

申請書、組織図、苦情処理、管理者・責任者経歴書、運営規定、など。

午後は、溜まった洗濯物の処理、地域交流センター『ララ♪こあら』で提供する不足している食材を京阪百貨店で購入。

人気のローストビーフ、チキンカレー用の鶏肉やニンジン、アイスコーヒーパック5本など。

と、突然連絡があり被後見人の危篤を知った。

休みの『ララ♪こあら』に行き購入した食材を冷蔵庫に入れる。

再度連絡が病院からあり、死去通知があり弟さんが立ち会ったとのこと。

「弟さんが後見人さんが来るまで何も決められない、と言われています。」

と、フロアナースステーションから。

精神的病があるので仕方がないが、情報や必要な証明書、書類の類を見せてくれないので何も進まない状態の中での死後事務。

後見審判が下ってからひと月、通帳の管理も弟さんがしており裁判所へ財産管理状況報告書を提出する最低限の被後見人名義通帳の提示を求めても

「見当たらない。」

と、絶対に出さないという行為に出ている中で、セレモニー互助会の加入証明書も見せてくれないので確認しようがなかった。

もしかしたらと、言いながら聞いていたセレモニーに電話したが、私では埒が明かない部分があり、弟さんに電話して向かっている最中に加入の有無の確認電話をお願いした。

病院に着くとエレベータ前で待っていた。

やはり、セレモニーへの加入は確認できたが私が来るまで何も決められないとのことで、再度連絡して貰って1時間後の迎えが決まる。

その間、隣接市から親族が到着。

不快な高齢の女性の言葉に、心がざわめく。

名乗りもせずに、名刺を要求する。私の仕事ではないが、精神的な病の弟さんが気になり、セレモニーへも同行して今後の打ち合わせに立ち会う。

セレモニーに担当者の私の立場を考慮しての優先的な言葉を吐くのを気に入らないのか、その遠い親族だという高齢女性の不快な言葉に段々と堪えられなくなる。

咎めるような言い方に、我慢できずに強く返す。

セレモニーの係員の立った隙に、

「どうぞ、もうお帰りになって下さい。」

との言葉に、係員が戻った時に帰ることを告げる。

係員が慌てて、今後の日程をどう決めて行けばいいのか困惑しながら問いかける。

ご親族の方とご相談ください、そう告げてセレモニーを退室する。