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地域交流センター『ララ♪こあら』を立ち上げる時に、東京から招聘したコンサルタントから
「この地域での売り上げは1日2、3万行けばいい方です。」
と、言われていた。
その金額はイベントがあって初めて超えることが多く、最高で1日8万円を超えることが時々あった。
平日、当初は9時から夜の9時まで12時間の営業でもイベントが無ければ1日2、3万円の売り上げは厳しかった。
午後からぱったり人通りが途絶えるのだ。
開店している時間を短縮し、何度かスタッフの努力を喚起した。
地域に店舗を知って貰う、新たなメニューを考える、ニーズを掴む、効率よく動き考える、ことを話をした。
提案をして指示をするが、何も変わらず動かないし変えようともしない。
時間を大幅に短縮するが、危機感を持つどころか如何にして長時間居座るか、毎日不要な買い物を続け、ついにはレジの金額が多額に不足する事態となり、誰が持ち出して何に使用したのか分からず、不足金が発生しただけで処理できなくなった。
我慢の限界を超えて大幅にスタッフに勤務を遠慮して貰うことにしてシフトから外した。
一時は二けたを数えたスタッフを最小限の2名に抑えて、メニューを私が以前から提唱していた珈琲付などを付ける強制的なセットを止めニーズに合ったシステムに替えた。
4月から11時から14時までの3時間の開店時間にして再スタート。
14日の売り上げは、これまで達しえなかったイベント無しでの2万円超えを改革から2週間目で達成した。
マーケティングの大事さを痛感した。基本はユーザーに寄り添った考えであるのは当然で、すべての事業に通じる。
今後は徐々に開店時間を拡大して行く予定だ。
いつも新たなメニューを開発して、この日は賄い飯として「豆ごはん」にローストビーフ、ホタテと甘海老、ネギトロを添えた。