ニュース・お知らせ

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DATE
2016/02/07

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支度

朝一番で、石垣島から電話が入った。

この度、ある施設の活用を任された施設のオーナーである。

切迫した事情が突然発生して、1週間も身を置いていた。

著名な方で、お話して居ながらも恐縮し30分ほど、僅かに私より年長とはいえ、私を諭すように

「私たち同じ年代だから言うけれど、あなたも私もゼロから出発してここまで成し遂げて来た。そろそろ、後継の能力を考えて整理をする時期に入っていると思います。」

そう言われて、この石垣島での足止めされている事情を話されて、徐々に事業ごとの継続の有無を検討し始めている話を聞いた。

「施設は好きなように使ってください。」

新たな分野の事業紹介も頂き、先日契約を終了していた。

午前中に、後見センター責任者や職員などが事務所に来る。

初めての相続手続き交渉を複数の相続人と行い上手く纏まり分割協議書の作成に入る。

地域包括支援センター立ち合いの許、財産管理契約が終わって実行した経緯、成年後見申立てに移行するケア会議の報告など。

法務に精通していなくても、実践で大きくスキルアップが出来ていて、市役所や地域包括支援センターの信頼を益々勝ち取っている。

新人の事務員も、銀行での手続き被後見人の施設入所サポートなど日増しに確実性を持った処理を行えるようになった。

午後、重い病に侵された社員の今後について話し合いの時間を持った。

他者へのサポートは充実した支援を行って居るのに、自社の社員へのサポートが疎かでは情けないと思いより心のこもった対処をしたい。

彼女有っての、事業所を彼女の療養計画と共に閉鎖を決めた。

同志として、15年前の立ち上げ前からの支えを、今度は私が支えとなるようになりたい。

彼女が戻って来た時の、身体的負担の少ない業務プランを話をすると喜んでくれた。

それにしても、1週間前に告知を受けた時と余りのレントゲン画像の違いに進行の恐ろしさと戦いながら、終息の手続きを話し合う辛さは言葉に表せない。

今日休日だが、気脈の通じた私を含めて4人が会合で顔を合わせるので、個人情報だが詳細に話をしてより一層の心身共に支えをお願いする積りだ。

夜10時過ぎに、東京大学にて開催された後見人の全国大会にゲスト出演をした、私と全国組織を作る動きをしている同志からメールが来た。

「私たちのプランの反響の大きさに驚きました。」

本部は京都に置き、東京大学構内へ関東支部を設置することは既に了解済みとのことだ。

20日は関西代表として出場する、東京で全国介護事例コンテストがあり当社は「コミュニティーサロン運営」を引っ提げて新たな予防介護事例として発表があり、なんとしてでも優勝をして全国にその名をとどろかせる。

22日は、東京で成年後見の第一人者である方にアポイントメントが取れたので、お会いして顧問就任を要請する。