ニュース・お知らせ

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DATE
2016/01/24

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行政側の罪

成年後見事業に関わって3年。

当初は右も左も分からずに、すべて勉強と思って対処して来た。

今は、その周辺の業務が多発して、折り重なるように処理が終わる前にまた新たな依頼が来ることによって、処理能力のある人材の枯渇を感じ始めた。

逆に、これまで行政は一体何をしていたのだろうか、と疑問を持つ機会が多くなった。

加えて、新たに障がい者計画相談の業務の経験を積み始めたが、余りのいい加減な事態にあきれ果てている。

これでは、幾ら税金や保険を投入しても収まらないどころか、増え続けるだろう。

サービスは必要のないと言っている本人、確かに遠方への通勤や買い物など生活が自立しているのに医療から訪問看護、介護から居宅サービスなど入り放題。

計画相談員として、事業者訪問を何度も告げているが、勝手な言い分を言いながら拒否。

つまり、計画を建てないと報酬は入らないのだが、それでも、拒否する理由は何かあるのは分かる。

ご本人の立ち合いで、ご本人の言葉を聞きながら調整したいと言っているが、ご本人には威圧になる。

行政が指導を強くしないと、雨後の竹の子のように障がい者を収益の種にする事業者が後を絶たない。

高齢者とて、これほどまで面倒を見るのかと思うくらいに理不尽な行政の関わりがあるので、働かなかなくても収入は確保してくれる。借金まみれになれば、行政が入って何とかしてくれる。クレジットの使用や通販購入の制限などしない。食べ物が無くなれば何とかしてくれる行政の対応を熟知している。

行政と民間が協働で対処するのがいいのだが、行政は丸投げで、出てこない。3年で担当部署を異動するのでその間我慢するだけ。

何とかしたいと、本気に思っているのだが、人材の不足と行政のサポートが無くほんのさわりだけ対処しているようなものだ。

しかし、私が納得しないものは受けない、断る。