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夜7時から、「なぜ、コンビニ弁当は売れるのか?」と「コンビニ出店調査のノウハウ」というコピーに釣られて、商工会議所主催のセミナーに参加した。
「医療・介護・福祉・商店街再生」をキーワードに、近々ワークングチームを立ち上げるのと、独自で配食事業参入を目論んでいるから、何か参考にすべきことがあるのではないかとの期待に、その前の会議を1時間前倒しして会場に向かった。
話し方は練習しているのか、トーンも言葉も聞き易かったが、内容が参加目的に反して無い。
いや、目的もそうだが、コピーの内容が皆無に近いのだ。
「コンビニ出店調査」に関しては、どのような調査を行うのかではなく3種類のキーワードを挙げただけで、そんな調査どこでもするし必要な能力は何の商売でも同じ。
その調査データをどのように分析してどのように判断して、出店の可否を決めるのかがノウハウであり、自分はそこに携わっていないので話が出来ないのだ。
スーパーバイザーどまりであり、その部門に身を置いた訳ではない。
また、「なぜ、コンビニ弁当は売れるのか?」については、全くなし。
あったのは、コンビニ弁当開発のビデオを見せられただけで、どこのコンビニでもやっている地産地消。
売れるという言葉だけを取ると、ビジネス街の夜居酒屋になる店で作弁当屋もスーパーの弁当も、デパ地下の弁当も売れる。
何をもって、コンビニの弁当を売れると言えるのかが全く分からない。
経験のないことを言っても、何も生まれない。
計数管理に至っては、月間のデータを翌月には出すとその見本の分厚い書類を見せて貰ったが、意味がない。
幾ら分厚くても、終わったデータをどう分析してどう店に反映させるのかが出来るスーパーバイザーがどれだけいるのか。
自分でコンビニを運営した者しかできないものが多々あるのだ。




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