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DATE
2015/11/17

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緊急連絡相次ぎ、一方では困難事案がやっと動き出す

施設に入所した途端、被保佐人が意識不明になったり嘔吐したりが続いている。

私が保佐審判を得た時には既に、ロングショートステイから老人保健施設に入所が決まっていた。

私の最初の仕事は入所に立ち会って各種書類に署名押印することだった。

それから数日後から異変が続き、緊急連絡が相次いでいる。

変化と言えば、当方が把握しているのはサービス担当者会議で示された継続して投薬していたものを、新たな施設の主治医がなくすというものだった。

延命治療と緊急対応の承諾書と同意書を遠方に居住している家族の許に、本人の代理として貰いに行ったが、それがすぐに履行されるかも知れないと頭の中を掠めた。

財産の処分は見積りを受けるなど端緒就いたばかりだ。

一方、後見手続の依頼が地域包括支援センターからあって、既に半年を経過している。

その間、何度も足を運んで理解を求めた。

精神障害と認知症の有病者家族のみで生活している。

色々警戒心を持っていて、家族なりに不信感を拭えず抵抗をしている。

それを、強引に進めるのではなくあくまでも理解を得ながら進めたいと思って対処していた。

それが、急に認知症状が進展しているのが見受けられて、訪問回数を増やして複数の人間で対応した結果、やっと必要な書類や署名をしてくれるようになり進展を見始めた。