ニュース・お知らせ
既に4か月目に入った、地域包括支援センターからの依頼に対する事前コミュニケーション対応。
つまり、信頼関係を築く時間だ。
時間との闘いは分かっているのだが、せいてはことを仕損ずる。
地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、介護保険サービス事業所などが関わり、いや、私の思いは関わり過ぎ、だ。
それぞれの思いがあっても、「成年後見」ありきではご本人、同居人の理解が十分ではなく、いざとなったら断る言葉を探す。
ここ数日、毎日、朝、ご本人、同居人からの
「成年後見というのを佐藤さんの方でお願いしたいのですが。」
との電話がある。
しかし、説明をすることを繰り返すが、もうその場で説明した言葉をすぐに忘れて同じことを聞く。
堂々巡りとはこのことだ。
4か月前には、後見申立てはご本人で大丈夫と思っていたが、今では完全にその域に入ってしまって、私の我慢かご本人と同居人の認知症状がもたらす繰り返しか。
その繰り返しも、お願いしますという言葉に対応をするために訪問し、委任状などの説明をするが進まないのが数回続く。
果てしないせめぎ合いのような形になったが、この症状が出て来たのでご本人の意思をある程度尊重しつつ、後見申立てをする必要性を強く思って、親族に申立てをすることを進言し推進する決意をした。




![[画像]市民後見センターおおさかキャラクター](/images/common/character.gif)