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成年後見制度の補助人の立場を利用して、82歳の姉の口座から現金2500万円あまりを横領したとして、67歳の妹が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは群馬県渋川市の会社役員・戸神博子容疑者(67)で、2009年8月と10月の2回にわたって、82歳の姉の口座から現金あわせて2500万円あまりを横領した疑いが持たれています。戸神容疑者は成年後見制度の姉の補助人で、2009年からおよそ5年間、姉の預貯金などを管理していたということで、戸神容疑者の後任の補助人が口座を調べたところ発覚したということです。
取り調べに対し、戸神容疑者は「自分のために使った」と容疑を認めているということで、警察は動機について追及しています。成年後見人が財産を横領する事件は後を絶たず、去年1年間で831件、およそ57億円に上っていて、その大半が親族が後見人のケースだということです。(TBSNEWS 30日19:24)




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