ニュース・お知らせ

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DATE
2015/09/14

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後見申立て移行前の契約

数か月前から地域包括支援センターより相談のあったケースに、信頼を得てから後見審判申立手続きを進めたいと思っていた。

1週間に一度訪問し、相談ごとなど聞きながら距離を縮めることに主眼を置いていたのだが、認知症の進行が顕著になってきた。

拒否していた精神科医への診察も納得して貰って診断結果を得たが、予想以上に進行していた。

手術が必要となった病気が発見され入院することになって身元引受人の問題と支払の問題が目の前に来ていた。

診察の時にも、生活に必要な買い物をするときでも、介護サービス事業所が立て替える必要があったようだ。

ご本人はキャッシュカードを持っているが、暗証番号を忘れて引き出せずに既に使用できなくなっていた。

この際、ケアマネジャーとサービス提供事業所などが集合してカンファレンス結果、緊急に対応が必要な銀行へのキャッシュカード再発行の付添と入院時の身元引受などの行為を想定した任意代理家役を結んだ。

並行して、親族が申立人を引き受けることになったので後見人審判申立書作成をサポートすることになった・

後見人候補者は当「特定非営利活動法人ゆうかい」であり、銀行へ、本日朝一番で付添いキャッシュカード再発行の手続きをすることになった。

暗証番号を忘れたときのために、訪問時にご本人が覚え易い番号を言った4ケタ決めて記録をご本人の手帳に残しておいた。