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DATE
2015/09/08

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任意後見の相談

非通知の電話が入る。丁度、外出から戻り事務所のカギを開けようとした時で、普段だったら非通知は営業が多いので出ないのに、何故か受信の操作をした。

ドアの外に、重い鞄を置いて話し始めた。営業ではなく、

「後見センターおおさか と違いますか。」

最近、このホームページを検索して頂けるのか、そのフレーズで始まることが多い。

それから、時間にして41分を超えていた記録が携帯通信記録をあとから見て分かった。

まだ、十二分に若い声で、どうして任意後見の相談をするのだろうと話を伺いながら思っていた。

財産はあり、身寄りがない。

安否確認に定期的に来て欲しい、思いを聞きながら、身につまされる。

私もこの土地では、天涯孤独だ。

段々と住んでいる土地が、分かって来た。

かなり遠方だが、以前ケアマネジャーとして片道3時間近くかけて訪問したこともある。

段々と分かって来たのは、相当、色々な事業所と話をして勉強もして、専門職と当組織のようなところとの違いを認識していた。

株価が大幅に下落して相当落ち込んでいたが、

「下がった時には狼狽売りや損切はダメです。逆に、東芝など問題が生じた企業に投資した方がいいです。」

「もう、買いを入れる資金が無いんです。」

「それだったら、じっとして待っていればすぐに戻りますから。」

千万単位で投資しているのが分かった。

「お話ししていると、熱意が伝わって来ます。どこにお願いするか、もう少し勉強する時間を下さい。」

と、言っていたのが最後の方には

「お宅にお願いしますかね。」

と、言われたが、私は年齢的なものがあり、受け入れるとは答えなかった。

相手の方は、私と同年代に近い年齢で、安否確認や話し相手くらいなら数年は続くと思うが。

最後に住所と氏名をおっしゃって頂いた。

聞き覚えのある名前だが、思い出せない。

どこかで、かかわりのある方だと。