ニュース・お知らせ
成年後見に携わって2年半程度だと思う。
当時は、「成年後見」という言葉などはローカルで世間に全く浸透していなかった。
ところが、今では連日ニュースで認知症という言葉と対で扱いが多くなった。
加えて、幸か不幸か士業の不祥事が大きく報道されて益々認知度が高まった。
市が主催のケアカンファレンスに招かれた。
複数の方の後見制度適用に関わる大きな会議だった。
市役所、地域包括ケアセンター、自立支援センター、居宅介護支援事業所、入所施設、通所施設、医療機関、そして、当特定非営利活動法人ゆうかりで総勢10名。
複数の方の、成年後見制度利用が検討された。
意見を求められて、これまでの経験から成年後見申立てに堪え得る方とほかのサービスで十分堪え得る方に分けて、その理由をお話しさせて頂いた。
結果、そのような意見を汲み入れて頂き、最初に対処すべき必要性があるご本人に対して申立ての準備に入ることになった。
後見人候補は当「特定非営利活動法人ゆうかり」となった。
他市から3名の方が参加されてその入所者の後見申立てのサポートをすることになったの。
「後見人を受けて頂けるのですか。ありがたいです。」
そう言われて、信頼とは作るものではなく、自然と他者が思い寄せるものだと強く感じた。
すべてはその行動にあり、近々その市の施設を訪問することとなる。




![[画像]市民後見センターおおさかキャラクター](/images/common/character.gif)