ニュース・お知らせ
かなり進度のある、認知症診断を頂いた方の成年後見申立ての相談を受けている。
親族や家族の申立ては、物理的に無理。
会話ができる段階の、今、ご本人申立てが一番早い。
すでに数度面談しているが、これまでは地域包括支援センターの相談員が同席していた。
それは、私どもが直接連絡しても、やんわりと訪問を断られる。
何度かそれが続いていたが、この日は連絡した担当することが決まっているNPO法人常勤理事に、
「待っています。男の人も来てくれるのですか。」
と、言われたという。
約束の時間を少し過ぎてから到着する羽目になったが、路上で日傘を差しながら待っていた。
受け入れてくれる、信頼を受けたと思った。
色々最近の状態や困っていることを聞き、成年後見の本題に入った。
以前から、できないこと、財産の管理や出し入れなどを依頼したいと言っていた。
裁判所などの固有名詞を出して正式に手続きの話をするのは初めてだった。
にこっと笑いながら、困惑した顔になった。
一旦、今日は終わりにした。




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