ニュース・お知らせ
紆余曲折があり、難産の末に、求めていた代理権付与がある保佐就任審判が届いた。
不動産売却が直ぐに予定されていたので、監督人が付くものと思って居たがつかなかった。
過日の、同じ形態で、保佐就任時点で財産を発見して家庭裁判所に報告した時には保佐監督人として司法書士が着いた。
そして、保佐として不動産処分の代理権付与がなされていなかったので、不動産処分を目的に後見申し立てを再度行った。
後見就任は認められたのだが、後見監督人は付かなかった。
よく分からないが、信頼を得たとの解釈を自分の都合で行ったが、今回の審判で監督人が付かないという事は大変なことで、責任がすべて掛かって来る。
今日の午前中は、二人の同居人が精神的な問題を抱えているケースを地域包括支援センターの依頼によりアセスメントを行った。
対処を決めて、長時間の面談は終わった。
また、先日地域包括支援センター主催の成年後見セミナーを行った際に、聞きに来た方からの切実な相談を受けた。
世間には多くの世帯員が健常者ではない世帯が多く有ることを認識しないと行けない。
この相談に一体どうやって解決するのか、原則認知症だけが後見人を立てられるのは問題ではないか。
意思のしっかりしている寝たきりの方や、同居人が同じような状態でこれまたしんかりしている。財産があるが、流動資産ではない。登記上所有者は処分したくないが生活が出来ない。
この猛暑の中、熱中症などの発症が心配される。




![[画像]市民後見センターおおさかキャラクター](/images/common/character.gif)