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DATE
2015/06/28

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後見申立サポート

お孫さんが行う後見申立書類作成のサポートが終わったので、申立書類一式を引き渡した。
昨年末に、大阪市の地域包括支援センターから後見の相談を受けた。
当初は、後見人候補と解釈していた。
しかし、お孫さんが
「自分が後見人候補であり、申立人にもなります。」
と、言ったので私はアドバイザーとなった。
必要な書類を準備するように、その手順と要求先を指示する。
しかし、入り口の部分で、ご本人の戸籍謄本を取り寄せるところから頓挫した。
自分が、ご本人との関係を証明する必要があり、役所から拒まれる目に遭ってやっと自分の立場を知った。
直ぐにサポート契約を結んで、顧問弁護士に必要書類の取り寄せなどを依頼した。
スムーズに進んだのだが、問題の「診断書」と「介護保険被保険者証」が揃わない。
やっと、この日、準備できたと持って来たが不備だった。
後見用の診断書の裏面が無いのはご愛嬌としても、「鑑定のおたずね」が無いのだ。
そして、「介護保険被保険者証」もあるのかないのか分からないと言う。
不備なのは私には関係が無いので、揃えて既定の切手などを封入して裁判所に一式送付するように言った。
「一緒に家庭裁判所に行ってくれないのですか。」「申し立てはやってくれないのですか。」
と、質問があったが、説明をさせて頂いた。
それが終わってから、東大阪の被保佐人の自宅を訪問した。
保佐申し立てから後見申し立てに変更するのだ。
その際の「趣旨変更申請書」に実の妹の申立人としてのサインと印鑑が必要なので受けとりに行った。
既に老齢で、病弱なのだ。
申立した時に、やっとの思いで家庭裁判所に来た。
このような、親族申し立ては高齢者、病弱な方がなるケースが多くなった。
自分は、動ける範囲内で動こうと思って居るのだが限界もあるのだ。