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2015/06/20

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弁護士を2200万円横領容疑で逮捕 松山地検、成年後見人の立場悪用

産経新聞6月19日

成年後見人の立場を悪用し、保険金約2200万円を着服したとして、松山地検は19日、業務上横領の疑いで愛媛弁護士会所属の弁護士、島崎聡容疑者(62)=松山市=と内縁の妻、弘瀬栄子容疑者(78)=同=を逮捕した。地検は認否を明らかにしていない。

島崎容疑者の逮捕容疑は平成20年7月、弘瀬容疑者と共謀し、成年後見人を務めていた当時50代の男性の保険金約2200万円を着服したとしている。

地検によると、島崎容疑者は同年6月、松山家裁から男性の成年後見人に選任されていた。

6/19 16:30 南海放送

後見人の男性の保険金を着服したとして、弁護士らが業務上横領の疑いで逮捕された。松山地検に業務上横領の疑いで逮捕されたのは、松山市の弁護士島崎聡容疑者(62)と島崎容疑者の内縁の妻で無職の弘瀨榮子容疑者(78)。
調べによると、島崎容疑者は1998年6月から重い病気を患った当時50歳代の男性の成年後見人に選任され財産管理を行っていた。そしてその翌月に弘瀨容疑者と共謀し、男性の病気により保険会社から支払われた保険金およそ2200万円を着服した疑いが持たれている。保険金は、島崎容疑者名義の口座に入金され、島崎容疑者らが使っていたという。松山地検は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていない。
島崎容疑者が所属している愛媛弁護士会は、「弁護士が業務上管理している金員を着服する行為は、到底許されるものではない。厳粛に受け止め、会員の責任感と倫理意識を一層高める」などとコメントしている。

2015年06月19日 The Yomiuri Shimbun

成年後見人の立場を悪用し、愛媛県内の男性(当時50歳代)から預かった約2200万円を着服したとして、松山地検は19日、愛媛弁護士会所属の弁護士・島崎聡(62)(松山市)と、内縁の妻・弘瀬栄子(78)(同)の両容疑者を業務上横領容疑で逮捕した。地検は認否を明らかにしていない。

発表によると、島崎容疑者は、男性が保険会社から受け取った保険金を預かり、自分名義の口座で管理していたが、弘瀬容疑者と共謀、2008年7月10日、約2200万円を引き出し、着服した疑い。12年1月、男性の親族から保険金について問い合わせを受けた松山家裁が調査。不審な点が見つかり同年5月に家裁が地検に告発していた。