ニュース・お知らせ

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DATE
2015/05/28

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却下後、再び申立の聴聞へ

申し立て後の聴聞の部屋に入る直前までは、この日の申し立ての意味をよく理解して居り、進行は見られるものの聴聞に十分堪えられると思われた。
ところが、始まってから直ぐに申し立に否定を口にする。
全て、否定をし始めたので、内容確認まで行かずに終了。
暫く、裁判所内での協議の結果、却下された。
取下げ手続きを取り、後日、親族を申立人として再提出。
この日までに、ひと月以上予約が満杯でやっと漕ぎ着けた。
その間、ご本人は自宅シャッターを締めている時に路上に倒れて救急搬送。
3週間検査入院という診断の結果、その日に点滴の管を取るなどの抵抗が続いて翌日強制退院。
自宅に一時戻るも、半強制的にショートステイに入る。
ご本人同行できないままに、今日の日を迎えた。
前回は2時間、その前の後見申立には3時間以上の聴聞時間だった。
しかし、今日はスムーズと言うか、よくお解りの方が対応して頂き無駄な質問などが無く、順調に推移。
結果的には1時間半ですべての聴聞が終わった。
今日出廷したのは、新たな申立人となったご親族の方とその配偶者。
お二人ともご高齢で、咳き込むご親族と脳内出血の麻痺が残っている配偶者。
これからの、この時代をみるような気がする。
途中退席をするなど、苦痛の中での長時間の聴聞。
認知症の方も、申立人もご高齢の組み合わせ。
益々、私どもが必要とされる時代がそこまで来ている。