ニュース・お知らせ

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DATE
2015/05/17

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ある、『社会福祉士』のブログから

先日、仲間からの情報。
ある市民後見人経験者さんが講演で、
「専門職後見人は、利益のみを優先して、身上監護をないがしろにしている。」
旨のお話をされていたとか。
これは、心外です。
「専門職後見」をもしかすると勘違いされているかもしれません。専門職とは様々な資格者が後見を行っております。一部の資格者は、所属する士会(各専門職の団体。ex弁護士会・司法書士会・社会福祉士会などなど)を通さずに個人契約で活動しおられる方も相当数おられます。
あるいは、裁判所が後見を利用する方の事情やその周辺の事情を考慮して、専門職の後見が適当と判断し、推薦依頼を出して決める場合が想定されます。
雇用な場合の専門職は、それぞれの役割に応じて、求められる課題を解決しようと真摯に取り組んでいます。
社会福祉士では、与えられる課題は、主として身上監護(本人の生活上の支えを組み立てたり、役所等必要な手続きを代行したりする)ですから、身寄りがない方や親族が支援を拒否されている場合など、相当苦労して本人の意思をつかみ取ろうとします。
裁判所からの後見監督。報告書作成終了。あとは、報酬申立の書類をつくり添付するだけ!施設内では、なかなか利用者本位が実現できず、とかくトラブルが続いておりますが、少しずつ職員さんに分かってもらえるよう、アプローチを続けていくつもりです。