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DATE
2015/05/14

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とんだ失態、知らぬこととはいえまだまだ勉強不足だ

先日本人申し立てを行って、ひと月後家庭裁判所の面接室に入った途端、これまでと全く異なった発言をして、裁判所調査官、書記官の面談の後、裁判官を交えて長時間協議のあと却下された。
取下げ手続きを取ったが、申立書一式は返されなかった。
その後、親族を申立人として申立書を作成した。
出来上がって、再度面接が行われる2週間前となったこの日、変更差し替えの書類を持って家庭裁判所に届け出た。
驚いたことに、大勢の人が後見か係の前にいた。
確かに、先日の予約ではひと月以上立錐の地なしだった。
再度作成準備したのは、申立書と申立人の戸籍謄本である。
意気揚々と、差し替えをお願いに行った。ところが、
「裁判所に提出されたものは裁判所の管理に置かれて返還することはできません。再度作成して申請して頂く事になります。」
私の勝手な思い込みで、てっきり必要な部分だけ差し替えして貰えるものと思って居た。
全くの遣りなおしとなると、ご本人は府外が本籍地であるので戸籍謄本などの取り寄せ、通帳などの打ち込み、考えただけでもこの隙間もないスケジュールのどこにこの方の対応する時間を取るのか。
ガッカリした私の顔をみて、面談の予約日に間に合わないことを告げる言葉と繋ぎ合わせて、書記官が検討してくれた。
最後は裁判官の判断という前提を言いながらも、
「保佐の代理権申し立ても同時に取り下げられていますので、再度、代理権の申立も一緒にお願いします。それで、一旦受理しますので。」
そう言われて、ホッとした。
直ぐに作成して提出する積りだ。
臨機応変に対応して頂いた。
たとえ、結果的に裁判官がダメを押したとしても、自分の不甲斐なさを認識させる対応に感謝した。
人に物事を覚えて貰うには、失敗を糧とできるような話し方を学んだ。