ニュース・お知らせ
自由民主党5月8日
◆政調、法務部会・成年後見制度に関するPT合同会議
10時(約1時間) 704
議題:民法の一部を改正する法律案(議員立法)骨子案について
成年後見人制度の改正
病気や高齢化により判断能力が低下した方の財産を管理する成年後見人制度は、高齢化が進むわが国にとって重要度が増してきます。後見人は、家裁が認めれば報酬を得ることができます。
その上で今般、運用面の不都合を見直すこととなり、急を要することから議員立法で対応すべく、PTで骨子案が示されました。
見直しの一点目は、郵便信書の開封を可能とすること。
もう一点は、死亡後から法定相続人が決まるまでの間の取り扱いについて。
亡くなった時点で、財産目録を家裁に提出して後見は終了となるのですが、身寄りが無い場合、葬儀は誰が出すのか?(現実的には自治体が対応?)
また、法定相続人が決まるまで勝手に財産を処分できなくなるので、例えば何かの管理費の延滞料金が発生して、財産が目減りしてしまう不都合をどうするのか?
寂しいことですが、これから独居老人も増えていく中で、対応を迫られています。