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先日、家庭裁判所に入るまで、ご本人の理解を得ていると思って居た、同席した後見人候補者の当特定非営利活動法人ゆうかり、地域包括支援センター人権担当者、ご本人のケアプラン作成担当者のケアマネジャー。
車から降りるまで、付き添いの方たちの話に納得されていたという。
しかし、面談室に入るや否や
「どうして、どうしてここに座らないと行けないの。」
と、始まって書記官が
「ここはどこかお分かりですか。何故、今日ここに来られたか分かりますか。」
と、尋ねるや否や、全くその質問に答える訳でもなく、恐怖心を露わにされて、ついに入り口の段階でとん挫。
裁判所内での長時間に亘る協議の結果、裁判官の判断で取下げとなった。
その後見申立書の再提出するために、親族の方にご本人の自宅にお出で願って、申し立て書類を作成し直した。
と、言っても作成段階でその親族さんの依頼を受けて申立することになった経緯があるので、最初の様式の申立者の欄をご本人からご親族さんに書き換えて貰うことで済んだ。
自分も頼りないと言って、付き添って配偶者と一緒に来られる。
かなりの高齢だ。親族にとっても、請求関係の連絡が来たりして気が気でない。
それでも、「申立人」とか意味分からない項目に署名することは躊躇するのだ。
これから、家庭裁判所との協議で日程を決めることとなった。