ニュース・お知らせ

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DATE
2015/04/14

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相談支援の枠を超えた相談支援事業所を目指して

自立総合支援法に関わる指定相談支援事業所を開設して、沢山の障碍者を取り巻く関係機関との関わりが生まれている。
この日、支援学校との懇談の時間を得て参加要請が担当者からあった。
しかし、商店街へのサロン設置に関わる補助金の申請書のブラッシュアップで、大阪市の専門家の相談支援および申請窓口の中小企業団体中央会への訪問が決まっていたので参加できなかった。
丁度私の相談開始時間と、予定されていた支援学校との懇談の時間が同じ13時だった。
その10分前に、支援学校との懇談には確か就職担当責任者の方が出席されるというのを思い出した。
遅かった思いが、一瞬にして湧いて来た。
未成年後見と就労などの計画相談を考えていたが、確かに業務としてはそれだろう。
しかし、それはほんの一部で、私どもの経験やこれからの支援学校を巣立つ生徒との関わりを考えるともっと幅広い「ライフプラン」に関わることが出来るのではないだろうか。
そう思ったのだ。
思わず私の考えを伝えようと、当特定非営利活動法人ゆうかりの出席者へ電話をしたが繋がらなかった。
真意が充分伝わらないmailで簡単にしたためて送信した。
当特定非営利活動法人ゆうかりが行って居る多くの支援を組み合わせて、より良いライフプランを構築するために、父兄を交えて一緒に制度や環境を学んで時間を掛けながら考え実行して行く。
就労支援、サロン運営、イベント開催、組織構築、補助金の申請、制度学習などを組み合わせて地域で暮らしていく術を一緒に学んで実行して行きたいと思い、そのチャンスだと思ったのだ。
未成年後見から成年後見、そして、民事信託。又は、任意後見などの制度も確かに必要が生まれる可能性があるかも知れない。
しかし、一番必要なのは後見制度でいう「身上監護」を如何に実効のあるものにしていくか、それを、父兄を交えて話し合い将来に繋げて行きたいと思って居たのだ。
当特定非営利活動法人ゆうかり職員を広範囲のステップアップを図るために教育して来たものを実践に繋げる機会だったのだ。