ニュース・お知らせ
地域包括支援センターから相談のあった案件については、厳しい環境に四苦八苦。
当の地域包括支援センターは勿論、意思が晴明な夫の入院先の病院の相談員すら、認知症状の奥さんに多くのトラブルが医院内で発生しても、夫に告げない。
全く、妻の認知症状すら認識していない夫に突然成年後見の説明をしてくれと頼まれても、完遂しないのは当たり前だ。
何度か、続けてSOSがあったが、まだ夫にその症状を告げていないと言う。
病院内で他の患者や見舞いの方を指さして、物盗られ症候が発揮される。
自宅でも、会話した近所の多くの方に金銭を出して渡そうとする。
ケアサービスを使って、ケアマネジャーの介入を図り、介護の分野から晴明な夫への理解の扉を開くように提案した。
生活に入って欲しくないご本人の信頼を得るように、ケアマネジャーの活動が始まった。
ご本人の通院支援から始まると報告があった。
「でも、通帳や金銭管理は難しいと思います。介護保険被保険者証を預かって認定申請をしようとしましたが、見せてはくれますが渡してはくれません。」
ここから、時間を掛ける訳には行かないのだ。
夫は転院が決まったし、親族が居なければ市長申したての方途があるが、この市はその制度を活用しない方針だ。
時間との戦いだ。




![[画像]市民後見センターおおさかキャラクター](/images/common/character.gif)