ニュース・お知らせ
薬局を2週間前まで営んでいた方の後見申し立てとは。
遠方の家族を交えてアセスメント調査。
地域包括支援センター担当者も親身になって対応されているので、連携が取り易い。
今日は地域包括支援センターとは3度目、ご本人とは2度目の面談。
医師診断書は取得できて、戸籍、住民票関係は取得依頼を顧問弁護士にお願いした。
あとは、財産確認だ。特に今日は通帳関係。
この年代の方は、多くの金融機関との取引を言われるままに行って居るので沢山の通帳と沢山の金融機関の確認に追われる。
通帳類をお預かりして、残高の確認に動くがそのために事務委任契約を交わした。
その際に、発生する利用料は明記してあるが、取れる期待は最初からない。
ただ、お預かりや残高確認の代理権を主張する際の対抗手段として必要になるだけだ。
今日は5行8冊の残高確認を遠方もあり1時間以上かけて行った。
確認できないものもあり、後日店頭でのご本人同行での処理となる。
最後に、入所されている被保佐人からティッシュペーパーを買って来るように依頼されていたので、薬局を営んでいるこのご本人に
「ティッシュを買って行きますので、お幾らですか。」
「500円です。」
みんな、異口同音に
「高い!」
「それだったら、100円まける。負けてくれという顔しているから。」
それでも高いが、支払って領収書なしで頂いて、被保佐人へ届けて貰った。
「頼りにしているから、頼むな。」
と、何度も言われていた。
信頼関係は築きつつある。