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DATE
2015/02/05

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後見申し立て用、医師の診断書作成依頼が困難事例に

過去、3回に亘り後見申し立てに際しての、医師の診断書作成を拒否された。

3回ともご本人の主治医だ。

最初は、90歳を超えたご本人が通院していた大きな総合病院を数多く所有している医療法人。

医師は、外部からの委託医師だった。

介護保険の認定調査の際には何の問題も無く、書いてくれたのだが、こと裁判所に提出するとなると怖じ気づいたのか。

家族や私たちが何度もお願いしたが、最後まで拒否。

最後と言うのは、申立人の家族が先に亡くなってしまったのだ。

ついに、有料老人ホームに入所して生活を始めた。

金銭管理は、施設側が行って居る。

次は、同じく、総合病院への委託を受けて自分でも開業している医師。

条件が示されて、自分の開業医院に通院することが条件だったが、ご本人と家族が拒否して得られないまま現在に至っている。

そして、3ケース目が昨日電話があった。

ご本人は知的障害があり、親が80歳を超えて寝たきりだ。

地域包括支援センターから依頼があり、後見候補として当特定非営利活動法人がなる予定だが、最初の医師の診断書で躓いている。

地域の医院の主治医が、書いたことも無く認知症のテストもしたことも無く、出来ないと断って来たようだ。

後見の学習は、後見人となる側のレベルがアップして来ているが、医師側が特に開業医や委託されている医師側に問題が見え隠れして来たように思える。