ニュース・お知らせ
2年制のコミュニティカレッジ(高齢者大学)にて成年後見の講義を行った。
生徒は30人弱、これまでも当事業所がお手伝いして来た科目は多い。
昨年と同様に、氷雨の中を会場に向かった。
朝8時半に出発して、9時半頃に到着した。
暫く休んで、会場の福祉会館に入った。
健康で、私より若干年上の生徒が揃って居た。
挨拶のあと、初めに、
「皆さんの人生では聞き慣れない言葉が、現在の日本の病となっています。」
と、言って「無縁社会」「貧困連鎖」「非正規雇用」「無年金」の簡単な説明とそれに繋がる「成年後見」というものの触りを話をした。
そして、多くの事例によって成年後見人という立場が社会への貢献に繋がると。
しかし、その立場にはもろ刃の剣のような危うい事例が多く散見されると。
全て、自分が関わった事例で関心を引く。
2時間は短い。
手続きや申し立てに必要な家族関係図作成のための戸籍謄本や診断書などの書類、そして、認知症の判定スケールを渡す。
多くの方に少しでも関心を持って頂き、特殊詐欺などの予防や逸失利益への認識を持ち身近な人に声掛けを行うことによって、希薄な近隣の関係を再構築して欲しいとも。
冷たい雨の中を戻って、サンマルクで昼食を摂った。